HOME > 草木豆ブック > 茯苓(まつほど) 茯苓(まつほど) 現在名称 ブクリョウで 記載郡 楯縫・神門・秋鹿で 当時の使途 薬で (延喜式典薬寮) 出雲からの貢進量 6斤で ブクリョウ別名マツホド。マツ(普通はクロマツ)に寄生し地中の支根を中心に発生する担子菌類サルノコシカケ科に属するマツホドの菌核である。稀に地上へ子実体を作る。出雲奥地では大正年代まで採取していてこれを茯苓突きといっていた。生薬茯苓はこの乾燥品、丸茯苓(皮苓)とも云う。 « 女萎(えみくさ) 貝母(ははくり) »