日本遺産に認定された日御碕周辺を踏査しました。
2017.10.10
出雲ブランド化推進市民委員が、継続して取り組んでいる現代版出雲国風土記である「おんぼら出雲国風土記」編纂活動でも取り上げている、日御碕神社・灯台が「日が沈む聖地出雲」として日本遺産に認定されました。
これを受け、更にその魅力を新たな視点で発信するため、2017年9月29日「出雲日御碕夕日鑑賞バス」による現地踏査を行いました。
日御碕夕日鑑賞バスはJR出雲市駅を出発して、まずは、観光ガイドさんの説明を聞きながら、日御碕神社に参拝しました。
神社の造りや歴史について説明を受けました。意外にも日御碕神社と日光東照宮は同じ宮大工による「権現造り」であるという事実も聞かされ、更に屋根の下には日光東照宮と同じ「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿の彫刻が施されているなど、新たな発見がありました。
その後、「経島」(ふみしま)から「うみねこの坂道」を歩いて灯台へ。当日は、やや雲の多い天候でしたが、灯台の横で日が沈むまで幻想的なシーンを全員で鑑賞することが出来ました。
帰りのバスの乗車前には、観光ガイドさんから日御碕の更なる魅力について伺い、日御碕神社の近辺にある他の神社(月読社など)との関わり、出雲国風土記との関連性など、これからの具体的な取組について話し合い、大好き 出雲の思いを持って出雲の魅力発信につなげたいと思います。