|日御碕コミュニティセンター 大社地区
「日御碕かるた」が完成しました!
構想から2年。『日御碕かるた』が完成した。かるたの制作は、地域で組織する「日御碕かるたの会」の皆さん。
50音(「ん」も含む)の読み札で名所や特産品など地域の見どころを紹介し、美しい写真の絵札を揃えた。
言わずもがなの「日御碕灯台」「日御碕神社」の他にも、数々の神社、ジオパーク登録により注目を浴びた「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」、出雲に春を知らせる「和布刈神事(めかりしんじ)」、明治維新の終焉に日御碕で捕えられた長州藩士の前原一誠の逸話、イカ焼き、サザエ、謎の海底遺跡。
改めて「日御碕」という小さな地域の見どころの多さに感心する。
もちろん、今は、校舎だけが残る旧日御碕小学校も、閉校年月とともに読み札で読み上げられる。
夏休みには、子どもかるた大会など出来たらいい。地域やふるさと教育に、こういうアイテムを持っているというのは強みだと思う。
このかるたで、コミュニティセンター活動やイベントなどで、地域住民が気軽に地域資源に触れ、共通の知識、話題になっていく。
故郷を離れたとき、また、戻った時、折に触れ思い出話にもなるといい。
かるたをモチーフに、昨年秋から着任した地域おこし協力隊さんが、かるた御神籤(おみくじ)を試作中。
展開は、ただ今検討中で、このレアアイテムがどんな風にみなさんに伝播していくのかはお楽しみ。
ジオパークと日本遺産。
W認定に湧いた島根半島の西端の地域住民は、観光施策の盛り上がりのそばで、静かに地域資源の見直しに盛り上がっている。
【日御碕コミュニティセンター】
<「日御碕かるた」貸し出します!ご家庭などで、かるたをお楽しみください>
「日御碕かるた」の貸し出しを希望される方は、下記までご連絡ください。
【問い合わせ】日御碕コミュニティセンター
電話:54-5443 FAX:54-5446
mail:hinomisaki-cc@local.city.izumo.shimane.jp