大好き☆出雲!「出雲はいいものにあふれてる」~湖陵編~
出雲ブランド化推進市⺠委員(⼤好き☆出雲!倶楽部)は、地域の魅⼒再発⾒の活動を続け、市⺠や観光客に更なる出雲の魅⼒を発信すべく活動しています。
今年度は、「出雲はいいものにあふれてる」を活動のテーマとし、地域の「いいもの」を調査・紹介しています。
2回目となる今回は、出雲市の西部に位置する湖陵地区の「いいもの」を調査するため、湖陵コミュニティセンターを訪問し、湖陵地区について色々教えていただきました。
教えていただいた「湖陵地区のいいもの」の一部と委員の感想を簡単に紹介させていただきます!
海の幸をはぐくむ日本海、「出雲国風土記」にも登場する美しい湖「神西湖」、緑豊かな山々。海、湖、山の三つの自然に恵まれた「湖陵地区」にぜひお越しください。
【湖陵コミュニティセンターでの様子】
湖陵地区の「いいもの」紹介
どんとこい祭(神西湖上花火大会)
湖陵コミュニティセンター訪問取材の感想など
<井田委員>
初湖陵コミセン。センター長さんの話の中で「しじみ」と「畑楽梅」に興味津々。
大人気の濃厚な旨味を蓄えた大和しじみのことを深く知りたい。
12月開催される畑村の収穫祭。梅を栽培し地域を盛りあげているみなさんと交流を深めたい。そんな思いでいっぱいになりました。
そして、話を聞いた週末、コミセンを会場に「私にもできるSDGs」開催。
湖陵町で長年環境問題に取り組んでこられた婦人会のみなさんとの交流会&エシカル消費の勉強会。週に2回コミセンを訪れるなんて・・・
今まで殆ど縁の無かった湖陵。急に生活の中に湖陵の輪が広がってきた。
<岩崎委員>
改めて、湖陵の魅力を整理した一日になったように思います。
地元と言っても広くなりますが、湖陵町も私たちの生活や思い出の中にはしっかりあるものなのだと感じました。
湖陵の魅力をもっと掘り下げてみたい、そう感じます。これからが楽しみです。
<金築委員>
湖陵といえば、今までは西部に行くときの通過地点という認識しかなくお芋と神西湖のしじみくらいしか知りませんでした。
都会のようにものが溢れているわけではないけど、自然やコミュニティを大切にして、自分たちができることを楽しみながら生活していらっしゃる事がセンター長さんのお話から伝わってきました。
<杉原委員>
湖陵で前々から気になっていたこと、姉谷川の支流の「死人谷川(しびとだにがわ)」の存在です。以前地図に掲載しているのを見つけ、ずっと気になっていました。名前からしていいものとは言えないかもしれませんが、コミセンの皆さんが湖陵町史を調べてくださり、その名前の由来が分かりました。感謝です。
以下抜粋です。
「天明年間(1781~88)か天保年間(1830~44)か、たまたま大池海岸で鰯(いわし)がたくさん捕れたことがある。当時は大飢饉で苦しんでいた奥部の人々が、これを聞いて鰯を求めて出かけたが、途中で力つきて倒れ死んだ人も多く、また飢えたところへ急に鰯を多く食べたため、このあたりで死亡した人が多く、地名となったという。なお、「佐田町史」の三ケ月神社由来(東村)では、天保7年(1836)の大飢饉は、西浜方面はことに甚だしく、住民は食を求めてさまよい、道中でたおれる者も数知れなかったので、江南二部に死人谷の名が生じたとある。」
<森脇委員>
湖陵の「いいとこ」をコミセンで聞き、自分の目で確かめに行きました。
湖陵町畑地区には、車から降りて5分ほど歩いてたどり着ける「なならの滝」があります。
地元の有志が遊歩道など整備され、落差が40mある滝を近くで眺めることができるようになったとか。
道なりにそのまま進むと、「なならの滝」の上流がガードレール越しに見え、その先の道端にも小さな滝があります。雨上がりで水量があり、見ごたえがありました。
また、神西湖湖畔広場から北山を望む景色もなかなか良いものです。野鳥観察を兼ねてぜひ出かけてみてください。
↓「なならの滝」と「屋形船と神西湖」(委員撮影)